STAFF INTERVIEW先輩たちの声

金型技術センター T.S.

金型技術センターT.S.

入社年:2012年10月
趣味:子どもの部活応援
好きな言葉:ありがとう

Personal data

Staff Interview

広範囲に技術力を身につけて、工場全体
のマネジメントを手掛けたいです

現在、私は金型技術センターで、主にワイヤー放電加工の作業に従事しています。簡単に言えばワイヤーに電気を流し、各種コネクターをつくるための金型を製作する仕事ですね。でも、これが簡単ではないのです(笑)。つくる金型はとても小さく、寸法精度も±1μm以下ですから、慎重かつ丁寧な操作が求められます。入社当初はずいぶんと戸惑いましたよ。ですが、この難しさこそがやりがいなのです。精度を高めるための技術の追求は、不可能と思われたことを可能にするわけですから、これほど面白いことはありません。

昨年のこと。金型にこれまでにはなかった“細い溝”をつくるという要求がありました。その溝は85μm。ワイヤー線は直径50μmですから、普通に考えれば困難極まりない。機械メーカーにも相談しましたが「それはいくらなんでも難しいですよ」と言われ、さじを投げられてしまう始末でした。
でも私は、「必ず方法があるはずだ!」と信じ、機械の条件設定や加工方法をイチから検討し直しました。丸々一週間、その研究に没頭し、そしてついに加工に成功したのです。この技術は社内の発表会でも報告され、おかげさまで高く評価されました。

ユウワの魅力は、全員が一体となって頑張っていることです。従業員数200名、海外を入れると1600名にもなる会社の社長が、今でも現場に出てきて金型をいじっている。こんな会社なんて、そうあるものではありません。トップが技術を追求する姿勢を見れば、周囲も自然と動きます。とてもいい関係、いい環境だと感じています。

形彫り放電加工に研磨加工、マシニング加工、そして組立…。まだまだ身につけられていない技術がたくさんあります。これらを一つずつ経験し、エンジニアとしての価値を上げていくことが当面の目標です。そしていつかは工場全体のマネジメントがしたい。これからも一歩一歩、着実に歩んでいきます。

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金型技術センター T.S.

金型技術センターT.S.

入社年:2012年10月
趣味:子どもの部活応援
好きな言葉:ありがとう

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